社員インタビュー

「設計図から目に見える形になること」の達成感を得られる K・Y

東京本社 工事部
2012年4月 新卒入社
高専卒 環境都市工学科出身

私がこの会社を選んだ理由

高専から新卒で入社し、今年で11年目になります。
高専時代は水理学やコンクリート構造といった土木分野を学んでいましたが、「自分が携わったことが目に見える形になる」という点で建築にも興味がありました。

旭シンクロテックに興味を持ったのは、本社が東京にあるということと、高専の先輩が多数活躍していることから。
学校で学んだことをそのまま活かせるかというと決してそうではなく、私にとっては新しいチャレンジ。後述しますが、入社時だけでなく今現在にいたるまで、私にとって新しいチャレンジの連続です。
仕事を通じて様々な経験ができていることが、旭シンクロテックのいいところだと思います。

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会社の事業優位性や商品力・
技術力・開発力
について。

売上の大部分を占めているのが大規模プラントの設備工事。
「配管だけ」「電気だけ」ではなく、プラントの運用に必要な一通りの設備工事ができ、一気通貫で対応しています。
創業から数えれば80年近く歴史があり、長年にわたって培ってきた経験・実績・技術力が当社の強みです。当社でしか対応できないような工事もあるため、何十年ものお付き合いがあるクライアントもいらっしゃいます。
プラント設備工事「のみ」ではないところも当社の特徴。
私も携わらせていただいたのですが、水族館の配管や特殊照明を手がけたこともありました。
会社として新しい分野の工事も積極的に受注しています。「前例がないからできない」ではなく、前向きな姿勢を持っている会社です。

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これが私の仕事

職務は施工管理で、現在はプラントの配管工事に関する案件を担当しています。
施工管理の仕事は、文字通り現場を“管理”することです。
工事が納期までにきちんと完了できるよう、決められた「予算」の中で、必要な「人員」「資材」を手配し、「スケジュール」を決めていきます。工事が始まったら「予定通りに進んでいるか」「作業するうえでの安全面は問題ないか」「図面通りにできているか」などもチェック。
これらを統括し、現場の指揮をするのが施工管理の役割です。

自分自身が工事作業をすることは、まずありません。
当社の場合、小さな工事であれば複数を掛け持ちし、大きな工事であればその一つだけに集中します。
工期も様々で、現在私が担当している案件は1年半ほどかけて工事を行います。

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この仕事が好きな理由

私の場合、入社後に担当した業務の変遷がレアな部類に入るかと思うのですが、入社4年目の途中から一昨年までインドネシアに駐在し、現地で施工管理に従事していました。

インドネシアで一番インパクトがあったのが、入社7年目の食品工場。案件の責任者であるプロジェクトマネージャーを初めて任されました。
まっさらな土地からのスタート。配管だけでなく電気設備や機械を設置する工事も行うので、わからないこともたくさんありました。
現地の職人さんが約200人。規模が大きく言葉の壁もあった中、片言のインドネシア語でコミュニケーション。
竣工時には「○○さんが居てよかったよ」と言ってもらえて、達成感で胸がいっぱいになりました。

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これから私がやりたいこと、
実現したいこと、夢など。

入社してから本当にいろいろなことを経験させてもらいました。
目標としては、やっぱり規模の大きな案件を担当したいですね。今現在は予算7億円・工期1年半の案件を担当していますが、社内では10億円以上の案件を担当している者もいます。
大きな案件ほど経験・知識が必要になりますので、コツコツと積み重ねて周りから信頼される存在になりたいです。

思い入れのあるインドネシアにはいつかまた携わりたいです。現地に『Asahi Synchrotech Indonesia』というグループ会社がありますので、夢は大きく、その社長に!

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スキルアップについて。

当社には資格取得支援制度があり、講習など取得にかかる費用を負担してくれます。
インドネシアにいたころはその制度を直接利用することができなかったので、うらやましかったですね(笑)
私自身、一級管工事施工管理技士はインドネシア滞在中に独学で取得しましたが、この資格ももちろん支援の対象です。
現在は消防設備士の資格取得を目指しています。資格を取得することで対応できる案件の幅が広がりますし、知識やスキルを証明するものですので信頼も高まります。
玉掛けや足場の組立て等作業主任者、溶接管理技術者など対象となる資格は多彩。みなさんもぜひこの制度を活用してください!

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会社の制度・待遇の充実度
について。

入社したころと比べて事業規模が大きくなり、業績も伸びていますので、基本給のベースや賞与の水準も全社的に上がっています。
経営層や現場担当者、内勤を担当している事務担当者の距離が近く、誰とでも会話しやすい職場です。仕事や社内制度に関する意見・アイデアをいつでも伝えやすい風通しの良さがあります。これは、私が新人だったころから変わりません。
新しい社内制度として、フレックス勤務を昨年度に試験運用し、今年度本格的に導入されました。フレックスにすることで終業が遅くなりそうな日は出社も遅くするなど、残業時間を減らしてプライベートの時間を増やすことができています。

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建設業で働く魅力

「設計図から目に見える形になること」の達成感は非常に大きいですね。
プラント(=工場)の案件ですので、自分自身が携わった案件は「モノを製造する過程」にかかわります。設備そのものができたという達成感だけでなく、その設備を通じてモノが生み出されるということでもまた、達成感を得られます。

プロジェクトによっては、その時点で知識不足な部分も多々あります。インドネシア駐在時には8割くらいが知らないことという案件もありましたし、プラント以外に保育園や区民センター、マンションなども担当しました。「積極的に学んでいく姿勢」が大切な仕事だと思います。
水族館の案件も知らないことがたくさんありましたが、それを乗り越え、生き物が入った状態を見たときは感動しました!

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一緒に働く人たちはこんな人。

社内には施工管理担当者が約100名ほど在籍しています。個性豊かで、現場気質な人・論理的な人・細かくまとめていくのが得意な人・語学が堪能な人・工事が得意な人・調達が得意な人など、様々な人がいます。
業務でも社内外の方々と常にやりとりをしながら進めていきますので、皆さんコミュニケーション力が高いと思います。
仕事の話だけでなく、雑談ももちろんします。私はゴルフの話が多いですね!週に1回くらいのペースで飲みにも行っています。

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先輩からの就職活動アドバイス

私が就職活動をしていたころはいわゆる「氷河期」で、就職そのものに難しさを感じていました。
少し前までコロナ禍で様々な制限があり、氷河期のころとはまた違う難しさがあったかと思います。その制限も緩和され、自由に就職活動ができる環境になってきました。これを見ている皆さんには、ご自身の納得のいく会社が見つかるまで、あきらめず活動を続けてほしいと思います。
入社後も「続けること」は大事だと思います。私は入社後「3年は続けよう」と決意しました。続けることで知らないことを知り、理解し、それが面白さになってきました。海外へ行くという仕事上の転機もあり、楽しみながら10年以上続いています。あきらめずに活動を続けて入社した会社なら、仕事を続けることもきっとできるはずです。

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